Y-TRAC

一緒にサーキットを走りましょう！乗り心地や車両の状態を細かく分析してタイムアップを目指しましょう！

Y-TRACは、CCU（※1）に収集された車両情報を閲覧するためのログビューアアプリケーションです。車速やエンジン回転数、アクセル開度、バンク角、ブレーキ圧、各種制御効果など、車両のさまざまな情報をグラフで視覚的にわかりやすく表示します。 CCUに保存されるログデータには、車両情報に加えて位置情報も同時に記録されます。この位置情報と車両状態の同期により、コーナー進入時のブレーキングポイント、ブレーキ圧、車速、ライン、旋回時のバンク角、出口時のスロットル状態などの情報を素早く把握することができます。ラップごとにグラフで表示されるので、良いラインの特徴が分かりやすくなります。アプリの機能を注意深く研究して、ラップタイムを向上させる方法を見つけてください。ブックマークしたデータを競合他社と比較できるようになったので、サーキットレースがますます楽しくなります。

※ラップのログをCCUに記録するには、事前に記録ラインをCCUに指示しておく必要があります。

※1）通信コントロールユニット（2015～2020年モデル ヤマハ YZF-R1M データロガーユニット搭載）

■Y-TracとCCUの使い方

1) サーキット走行前にレコードラインを設定してください。

a) レコード行を決定します。

b) 記録行を CCU に送信します。

*) 録音モードでは「トラック」または「ストリート」のどちらかを選択できます。サーキット走行の場合は「トラック」を選択してください。

準備は以上です。

2) さあ、乗ってください！

a) 安全に乗って楽しんでください。

※）走行状況はCCUにログとして記録されています。

3) 乗車後は…

a) Y-TRAC を使用して、CCU に記録されたログをダウンロードします。

b) 取得したデータがリストビューで表示されます。データアイコンをタップするとグラフが表示されます。

■Y-TRACでできること…

1) CCUロギングデータの取得

CCU にロギング データをダウンロードします。

2) ラップタイムの表示

CCUのオートラップ機能で記録したラップタイムの一覧が表示されます。

3) グラフ表示

ラップごとにグラフが表示されます。

4) 15種類の車両データと6種類の制御データを折れ線グラフで表示します。表示するデータを選択できます。

5) ブックマーク

いつも見るデータや特別なデータは、ブックマークすることですぐにアクセスできます。

6) グラフを比較する

ラップ単位で2つのデータを比較できます。たとえば、同じデータセット内の 2 つのラップや他のラップ データを比較できます。

7) スプリットラップ

異なるデータを比較する場合、ラップを 1 つのレコード行に収まるように再設定できます。

8) データ共有

ログデータはメールやクラウドサービスにアップロードできます。

9) 自動再生

グラフ表示データは自動再生されます。

10) 設定データのエクスポート

走行中にYRCセッティングデータをYRCセッティングアプリで取得できます。

■対応環境

OS：Android6以降

RAM：2GB以上

動作確認端末：Nexus 5、Nexus 7、Nexus 9

･ 本アプリはスマートフォンまたはタブレット端末で動作します。

･ すべての端末での動作を保証するものではありません。

■注意事項

･ 交通ルールや注意事項を守り、安全にご利用ください。

･ バイクが安全な場所に停止している場合にのみ使用してください。

･ すべての車両での動作を保証するものではありません。 CCU の設置位置や設置方法により、精度、感度、動作に影響が出る場合があります。

･ 本アプリの一部の機能を利用するには、モバイルデータ通信または無線LANによるインターネット接続が必要です。

･ 本アプリで表示される数値は正確であることを保証するものではありません。

■お問い合わせ

･ このアプリは一部のヤマハ車専用です。お問い合わせはヤマハ販売店までお願いいたします。